正しい目の下のクマの対処法～茶クマタイプ～

茶クマの原因とは？どうして茶色くなるの？

茶クマの原因はズバリ、色素沈着です。顔のシミと同様に紫外線が原因だと既に説明しましたが、実はそれ以外にも原因になることがあるんです。それは一体なんでしょうか？

肌が乾燥するということは、つまり皮膚を守ってくれるバリア機能が無くなっている状態ということです。すると紫外線やアレルギーの元である「アレルゲン」の影響を受けやすくなり、ターンオーバーの周期を悪化させてしまいます。また乾燥は肌荒れや痒みを誘発し、こすってしまうことでも色素沈着が起こるのです。

アイメイクを落とす時、通常のクレンジングを使っていませんか？アイメイクは他の化粧品に比べ落ちにくいためこすってしまいやすいんです。またアイメイク専用のリムーバーを使っても、そのメイク用品の成分と合わないと結局落としきれずに残ってしまうことに。これが皮膚への刺激となり、メラニンが生成されてしまうんです。

ドライアイとは何らかの理由で涙が不足し、目が疲れる・ゴロゴロする・乾くといった症状が現れる病気です。ドライアイになると、無意識に目をこすってしまいがちです。この刺激が、色素沈着を招くんですね。

茶クマタイプが気になる方は保湿を念入りに

茶クマはシミと同じく色素沈着が原因なので、対処法はただ一つ、肌の新陳代謝（ターンオーバー）を正常に戻すこと！よく「美白化粧品でシミを解消する」なんて文言を見かけますが、美白化粧品で色素沈着は消せません。あくまでも「予防」です。今ある色素沈着はターンオーバーで解消するのを待って、新しい色素沈着を予防することで美白を目指すというものなんです。

でも一度乱れたターンオーバーのサイクルはそう簡単には戻りません。乱れている間に皮膚はどんどん荒れていき、結局茶クマは解消できないままになってしまいます。

これ以上茶クマを増やさない為には保湿をしっかりすること。コットンパックを目の周りに行ったり、刺激の少ない油分の入った乳液やクリームなどを使用したりして、保湿しつつターンオーバーを正常値が戻るのを待ちましょう。ターンオーバーサイクルの改善！これがキーワードです。

クマ解消のために日常で気をつけること

せっかくターンオーバーを正常に戻そうとしているのに、新たに茶クマを作るようなことをしてはいませんか？茶クマを解消するために、日常生活の中でもきちんとケアしましょう！

色素沈着を防ぐには、まずこれが一番大切です。アレルギーや花粉症があると、痒みなどで無意識にこすってしまうことがありますので注意しましょう。

念入りに、と言っても、とにかく落とすようにゴシゴシこするのは言語道断！専用のリムーバーを使いましょう。汎用のアイメイクリムーバーではなく、出来ればメイク用品と同じメーカーのリムーバーを選ぶと間違いなくしっかり落とせるので安心ですね。

紫外線は大敵です。メラニン生成を促進して色素沈着まっしぐらですので、UVカットの対策はしっかりとりましょう。大きめのサングラスをかけるだけでもかなり違います。