目の下のクマはアイクリームや美顔器でも取れないって本当?
肌表面を濡らす保湿はほとんど意味がない
目のクマをセルフケアで頑張って消そうとしたら、たぶん真っ先にやることは保湿ではないでしょうか。アイクリームを選ぶときもいくつか製品が並んでいたら「高保湿」に知らず手が伸びてしまう・・・なんて人もきっと多いですよね。
でも、本当に保湿で目の下のクマって消えるの? と聞かれたらしっかりと説明できますか?
答えはイエスでもありノーでもあります。クマを改善していこうと思ったら、保湿は欠かせない要素です。でも、保湿だけでいいのかというとそんなことはないんです。ましてやアイクリームなどに含まれる保湿成分では、ほとんど肌の表面を濡らすことしかできていません。クマの原因になっている、つまり肌がダメージを負っているのは本当は肌表面よりずっと奥の角質層。ここまで保湿成分を届かせるのは非常に難しいんです。
目の下にできる茶クマは色素沈着が原因です。でもこれって言ってしまえばシミと同じで、日焼けも似たようなもの。私たちも子供の頃はたくさん日焼けしてシミができることなく元に戻っていたのに、なんで大人になるとだめなのか・・・それは子供の頃は肌の水分量が多かったこと、そしてターンオーバーが活発だったことが理由です。つまり、ただ肌の表面に保湿を行っても意味がなく、子供の頃のようなターンオーバーを促すことが改善につながっていくということなんです。