アイクリームや美顔器で目の下のクマは消えない!?
  1. 目の下のクマをアイクリームやエステ(美顔器)で消せるは大間違い

目の下のクマアイクリーム美顔器でも取れないって本当?

肌表面を濡らす保湿はほとんど意味がない

肌表面を濡らす保湿はほとんど意味がない

目のクマをセルフケアで頑張って消そうとしたら、たぶん真っ先にやることは保湿ではないでしょうか。アイクリームを選ぶときもいくつか製品が並んでいたら「高保湿」に知らず手が伸びてしまう・・・なんて人もきっと多いですよね。

でも、本当に保湿で目の下のクマって消えるの? と聞かれたらしっかりと説明できますか?

答えはイエスでもありノーでもあります。クマを改善していこうと思ったら、保湿は欠かせない要素です。でも、保湿だけでいいのかというとそんなことはないんです。ましてやアイクリームなどに含まれる保湿成分では、ほとんど肌の表面を濡らすことしかできていません。クマの原因になっている、つまり肌がダメージを負っているのは本当は肌表面よりずっと奥の角質層。ここまで保湿成分を届かせるのは非常に難しいんです。

目の下にできる茶クマは色素沈着が原因です。でもこれって言ってしまえばシミと同じで、日焼けも似たようなもの。私たちも子供の頃はたくさん日焼けしてシミができることなく元に戻っていたのに、なんで大人になるとだめなのか・・・それは子供の頃は肌の水分量が多かったこと、そしてターンオーバーが活発だったことが理由です。つまり、ただ肌の表面に保湿を行っても意味がなく、子供の頃のようなターンオーバーを促すことが改善につながっていくということなんです。

エステのハイドロキノンは茶クマを悪化させる

普段あんまり強くは意識しないことですが、エステではいろんな美白成分を使って私たちの身体のケアをしてくれています。その中のひとつが「ハイドロキノン」という成分。肌の美白をしてくれるならシミにも効果的なはず。シミと同じメカニズムでできた茶クマも消えるような気がしますよね。でもこのハイドロキノン、実はクマを悪化させることがあるらしいんです・・・。

ハイドロキノンは非常に強力な美白作用を持っていますが、酸化すると強い刺激を発してしまいます。肌に浸透していく過程で酸化が起これば肌が過剰に反応することもあり、さらに目の下はもともと皮膚が薄いため注意が必要な部位です。刺激で炎症を起こすこともありますし、その刺激によって茶クマがますます悪化する、という負のスパイラルを引き起こす可能性もあるんです。

目のクマを改善するエステは根本解決にはならない

目のクマを改善するエステは根本解決にはならない

目の下のクマをなんとかして消したい! 絶対に改善しよう! と決心して治療法を探し始めたとき、エステとクリニックの違いで迷ったことはありませんか?

私は正直とっても悩みました。だって素人にはエステもクリニックも差があまりわかりませんし、目のクマ治療には保険が適用されませんから高額になりがち。値段が高いか安いか相場も難しいですよね。

じゃあ結局どっちの方が効果があるのか、と聞かれたら私は迷わずクリニックをおすすめします。なぜならエステで行うのはあくまでセルフケアの延長線。クレンジングも、目もと専用の美顔器を使ったケアも、化粧品による保湿等も、確実な効果を保証するものではありません。

もちろんクリニックでも絶対ではないけれど、クマの原因となっている脂肪を取り除いたりするような本当に効果の出る治療を行おうと思ったら、それは医療行為に当たるため医師免許を持っている医師でなければならないんです。せっかく勇気を出してクマの改善を決意しお金を出すなら私はクリニックを選びますね。

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